全てが必要な道
三重県松阪にある神社に御縁をいただきました。
明和町の神服織機殿神社。
朝、7時過ぎに到着。
神社の入口がわからない。
周りは田んぼのあぜ道で、皆さん農作業中。
日傘+スカートで近づく私の存在は違和感のみ笑
到着した場所から、私は鳥居の反対に向かって歩き出したので広い敷地をほぼ一周した時に発見!
参拝のあと、こうなったら一周しちゃえ!と歩いていたら
どちらから?
あ、敷地に無断で入ってごめんなさい。お参りしたくて。
静岡です!
えー!それはそれはお疲れ様です。ひと周りするのは大変ですよ。
いや、入口がわからなくて。
と、立ち話を始めた場所に石碑が。
お米の育たない土地の水路を開いて自害された方の功績の石碑の説明を、暑い中の農作業の手を止めて話してくださった。
すぐに鳥居が見つかったら、この長谷川さんにも、石碑にも出会わなかった。
自分の住む土地じゃないのに、人の為に力を注いだ人がここでずっと大切に讃えられてる事に、そのどちらにも心が惹きつけられた。
迷ってよかったー!
美味しいお米作ってるから、分けてあげるよ!
え!長谷川さんち、どこですか?
あの青い屋根の家!と指差す先は、広大な田園風景の遥か地平線の先の地点…
いつでもおいで(^^)
まるで静岡が隣町みたいに言ってもらえて嬉しかった。
長谷川さんち、どこ?
いつか、訪れたい!
予想外の滞在時間と、全身汗びっしょりになったけど、この道のりはアリだった。
近道や予定通りが成功なようだけど、必要な周り道ってある。
目の前の道を面白がって進むのって大切ですね。
お米の神様のお導きでした。